【ソーハラで仕事辞めた】SNSで悪口を言われ続けて限界…ストレスで退職しました

悪口・陰口

あなたはSNS は使ってますか?

私もよく使っています。自分のことを投稿したり、友人のを見たりして、楽しいですよね。

 

まさか、楽しいはずのSNSが恐怖に変わるとは思っていませんでした。SNSによるパワハラを「ソーハラ」と呼ぶそうです。ソーシャルハラスメントの略ですね。

 

「顔見るだけでストレス」

これは実際に私が書かれた言葉です。犯人は職場の上司。最終的にはこのような投稿が続いたことが原因で職場を辞めることになりました。

 

この記事を通して

・ソーハラは怖いんだよ!

・職場関係でSNSを使っている方は気をつけて!

ということを伝えていきたいと思います。

 

学童保育スタッフは優しい人?いえいえ違います

私は学童保育で働いていました。 学童保育というと小学生と遊ぶ仕事です。今は共働き世帯が多くなっています。家で一人にさせるのは不安と言った場合に、ご両親が帰ってくるまで放課後・夏休みなどにお預かりします。

 

「職員さんはみんな優しそう!」

学童保育で子供と遊ぶ仕事だからよく勘違いされます。

 

「いやいや、それは無い…」というのが3年勤めた感想です。確かに子供好きな方が多いですが、大人の世界になるとそんなことはなく。

 

・転勤が多く人間関係がすぐリセット

・職場の95%が女性

とギスギスする環境が整っています(笑)

 

パワハラ上司がやってきた

 

ようやく仕事に慣れてきた2年目。退職のきっかけとなる上司がやってきます。

上司:40代女性

勤務歴12年のベテラン、とにかく声がでかいし、太っている

新人つぶしと言われていて、何人か辞めさせてる

 

と会社内でも有名な人物です。

 

初日からフルスロットル。

罵声、恫喝、ネチネチ。暴力以外のありとあらゆるパワハラを受けました。

 

「なんか気に食わないんだよね」

 

ソーハラは転勤してすぐに始まりました。

上司「SNS で友達申請してもいい?」

私「分かりました(うわ…本当は嫌だな)

断ることも出来ません。

 

その日の夜…

「転勤してきて驚いた!使えない人と仕事したくない」

この時はそこまで気にしませんでした。もしかしたら私以外のことを言っているのかも、くらいですね。

 

1週間後には

「顔見るだけでストレス」

「なんか気に食わないんだよね」

それは名前こそ書かれていませんが、私のことを言っていることが分かりました。ここで確信を持ちましたが、SNSに悪口を書くことが私にとっては異常な光景。

 

「こいつなんなの?」という怒りと、「ひどい」という悲しい気持ちが交互にやってきます。そして、職場のみんなが見ているのが余計につらかった。さらしものです。

 

直接罵声をあびせられ、帰ればSNSで攻撃される。私の居場所はどこ?

わずか1ヶ月でパニック障害発症

 

上司の罵声を浴び続けわずか1ヶ月でダウン。

運転中に意識が飛びそうになり救急車で搬送。

診断結果はストレスによるパニック障害でした。

 

パニック障害

突然おこる息切れ、動悸、ふるえ。このままでは死んでしまうと強い不安に陥る病気。環境の影響大。誰にでもなる可能性がある。

 

「これでは仕事は難しい」

医師に言われ休職することになりました。SNSによるパワハラはここからが本番でした。

 

誰も助けてくれない

 

どうしても我慢ができませんでした。休職する時に本部人事にソーハラがあることを報告。

 

人事:「これはかわいそうに、私たちでも対応するから」

↓ 数日後

人事「本人に聞いたけど個人名を出していないから違うらしいよ、だから気にしないでね」

 

ということで、私の勘違い(絶対ない!!)ということで片付きました。誰も助けてくれない…。

 

「なに嘘ついてんの?」

 

「パニック障害?異常者なんじゃない?」

「本部に告げ口してんじゃねーよ」

「人の投稿見るな」

こんなひどい投稿が毎日です。

 

私も悪いんです。見なければ良いだけの話なので。でもこの時は「早く仕事に復帰しなきゃ」「仕事の勘をなくさないように情報だけでも」と焦っていました。

 

それだけではありません。

「何かまた書かれているのかもしれない…でも知らないのは嫌だ」

 

見る恐怖を超えていました。書き込みがないのに不安から泣いてしまう。休職中で自宅にいるにも関わらず、全く心は休まりません。

 

負担増やすなよ!

 

仕事に戻りたい…

でも戻りたくない…

そんな葛藤を抱えた日々でした。

 

本部に相談したのに本人に直接聞くことで、つげ口のようになりましたし。問題なしってことで上司にはお咎め無し。誰も信用できなくなっていました。

 

さらに私の言った事とは違う表現で伝わり状況が悪化。それと共に復帰したいという気力がなくなっていくのを感じました。

 

「ただでさえ使えないのに休んで負担増やすなよ!」

まだまだSNS による投稿は終わりませんでした。誰にも相談できず部屋から出るのさえ落ち着かない。怖い。

 

噂になっているよ

 

同僚も味方ではなくなりました。

 

「かなり SNS で投稿されてるね。そうとう話題になっているよ」

「みんな投稿を信じてるよ」

「もう仕事に戻れないんじゃない?」

と電話で伝えられました。心配して連絡してきたのか、面白がってしてきたのかは分かりません。もうすでにどうでも良かったです。

 

「他の人が投稿を信じる」

こんなことあるんだ。なんて冷静に思っていました。感覚が麻痺してしまっているというか、なんというか。今考えてもショックですね。みんなは分かってくれていると思っていました。

 

世の中にはフェイクニュースがありふれていますが、こんな一方的な書き込みすら信用されてしまうことがあります。

 

退職連絡後も投稿は終わらなかった

 

「顔も出せない奴め」 「罰があたったんだ!」

 

もうここまでくると驚くことすら超えてしまいます。ポカーンという感じで、こういう人がいるんだ、て感じていました。

 

職場内のいじめだけだったら我慢は出来たかもしれません。ですが、SNSによるソーハラはもっともっときつかったです。結局は大好きなSNSが退職の決め手となりました。

 

大好きで勤めた学童保育でしたが、助けてくれる人もいないまま孤独に退職に。それは辞めてからも終わりではありません。辞めてから2ヶ月位は私への投稿がされることがありました。

 

最後に

 

1年たってようやくSNSをまた楽しめるようになってきました。

 

ですが、たまにあの時の恐怖がよみがえります。もし上司と同じことをしている方がいたら、本当に辞めてほしいです。

 

そして、私のような立場の方。ソーハラに苦しんでいる方。上司の考えを帰ることは難しいですが、自分の環境を変えることは出来ます。逃げることも大事です。それは悪いことではありません。