職場の人間関係に悩んでいる方へ。失敗例のひとつとして参考になればと思い、筆をとりました。
「働くこと」において。給料、福利厚生、待遇は大事です。それでも、職場の人間関係が一番大切である、と今回の体験でそう感じるようになりました。
どんなに魅力的な職場であっても、そこで働く人との相性が最悪だったら意味なんてありません。相性だけではなく、性格や価値観が合わなかったり……どうでしょうか?
私は職場内の一人から被害を受けました。
- 妬まれて
- やってもいないことを決めつけられ
- ウソをつかれて
- 嫌がらせ
異動!昇進!妬み!
私が勤務していたのはカフェ。アルバイトとして2年目を迎えていました。カフェというと、スタバ、ドトール等の大型チェーン店がすぐに浮かぶと思います。ですが、私が勤めていたのは個人経営の小さなカフェ。料理も出しているといえばイメージがつくでしょうか。
個人経営ですが店舗は2箇所(本店、支店)ありました。私が勤めていたのは支店で、本店には忙しくて手が回らない時にヘルプとして行っていました。
勤務してから1年半がたった頃、オーナーから本店異動してほしい、との連絡がありました。しかも、ホールチーフという役職付き。アルバイトとはいえ時給はアップ、リーダーとしての役割を果たすことになります。
どうやら、本店のホールチーフが急に退職。他アルバイトはまだ経験が浅かったり、適任では無かったりと困っていたそうです。そこで白羽の矢が経ったのが、ヘルプで仕事を認めてくれていた私です。
「頂いたチャンスを精一杯つかもう、頑張ろう」
私は意気揚々と決意しましたが、待っていた現実は甘くありませんでした。
「スタッフからの妬み」です。突然現れて、リーダーになって、自分たちより高い給料を貰う。それが許せなかったのか、私は攻撃を受けるようになります。
攻撃をしてきた人
- 年齢が2つくらい上、同じ女性
- 「あのさー」が口癖
- 有ること無いこと言いふらすウソつき
- 気分屋、機嫌が悪いと挨拶すらしない
- 思い込みが激しい
役職は厨房チーフ、同じくアルバイトです。私はホールでしたので担当は違うのですが、突然異動してきた年下が、同じ役職・給与になるのが許せなかったのです。
※後々、他スタッフがこっそり教えてくれました
CASE1.出勤していないのに「お客様が減ったのはあなたのせい」
勤務してから半月が過ぎたころ、祖母が亡くなりお休みを頂きました。終わってようやく復帰する頃に、今度は遠方の親戚が亡くなります。オーナー、他スタッフには迷惑をかける形で、合計2週間お休みを頂くことになります。
それが明けて復帰です。ようやく、ホールチーフとして役目を果たせる。改めて決意をしましたが、そう上手くはいきません。
「お客様がかなり減っている…」
「わずか2週間の間に何があったのか…」
そう心配させるほど。お昼時は閑古鳥、夜も連日ガラガラ。しかも土日祝日まで。
- 「あなたが来てからお客様が来なくなった」
- 「どういう教育しているの?」
これが最初の攻撃でした。
「2週間忌引で休んでいたのに…なぜ私のせいなの…」
これは今考えてもなぜ言われたのか分かりません。勝手な決めつけ、嫌がらせとしか理解が出来ない状況だからです。よほど、気に食わなかったのでしょう…。
それから1週間ほどすると無事に客足が戻ってきました。どうやら、仕事が忙しい繁忙期と重なっていたこと。そして、近隣に新しくオープンしたカフェが出来て興味本位で行ったこと。それが原因だったようです。
もちろん私のせいではなかったですが…
女の妬み、そして妄想は恐ろしすぎる。
CASE2.オーダーと違うものを作ってきて…「あんたが間違えた!」
それからというものの、厨房チーフとはコミュニケーションを取ることが出来なくなりました。一方的に嫌われているようです。
それでも私がやるべき仕事は、ホールで注文を取る。それを厨房に伝えることです。それは仕事なので中が良い悪いは関係ありません。
私「…お願いしたものが違うんですが」
相手「は?あんたが間違えたんだろう?」
私「違います、記録があります」
相手「書き換えたんだろう?あんたが間違えたんだ」
あまりにひどい対応です。これが厨房チーフ(リーダー)です…。これは2度3度とありました。
CASE3.お客様の要望に答えようとするも「ふざけるな」
「ふざけるな、そんなことするな」
私がお客様の要望を叶えようと伝えた所、返ってきた言葉です。
食後のドリンク提供のタイミング、お客様からの時間指定がありました。それを伝えたところ「早すぎる」「ふざけるな」と叱責されます。それ以外にも、無理のない範囲で、お客様のご希望に応えようとすると叱責されます。ホールは接客が仕事です。それをこの人に足を引っ張られるのです。
CASE4.あいつは整形していると噂を流す
- 「二重瞼が不自然」
- 「整形しているらしいよ」
私の噂話が広がっていました。
出処を探ったところ、やはりあの厨房チーフです。もう有ること無いこと適当に言われます。直接話しかけても無視するのに、陰で噂を流されるのは本当にひどい…。もちろん本当のことではありません。
CASE5.「ズボンに入れて接客するな!」でっち上げて叱責
- 「お客様の前でズボンのポケットに手を突っ込むな!」
- 「態度がなってない!」
突然の叱責です。
「え?私?!」
全く見に覚えがありません。ポケットに手を突っ込んでいませんので。
「だって見たもの!あーそうですか私の勘違いですね!!」「あんたいっつもポケットに手突っ込んでんじゃん!」と叫び文句をいいながら業務に戻っていきました。
私「・・・(ポカーン)」
完全な言いがかりです。理解不能。厨房でムスッとしながら料理を作る。様をつけずに「客」として呼ぶ。
接客の「せ」の字もない、この人がお客様のことを思って叱責をするはずがありません。あくまで私への攻撃が理由だったのです。
CASE6.「そんな態度なら帰れ!」
驚き、悲しみ、怒り。
様々な感情がぐるぐる頭の中を回り、必死に笑顔を作りながら業務をおこなっていると「そんな態度で仕事すんな、帰れ!」と言われました。
この人は私の上司でもないし、そもそも部門が違います。私が帰る必要はありません。ですがもう耐えきれませんでした。堪忍袋の尾が切れてしまった私は「もう辞める」と叫びありったけの不満をぶつけ、帰ることを選択します。
最後に
これが私の最終日となってしまいました。仕事を投げ出したわけですから社会人としては失格です。ただ、あまりに理解が出来ない人といることが限界だったのでしょう。
後日、後輩がいろいろ連絡をくれました。
- 「いきなりきてチーフとか何様?」
- 「いなくなったよ、ざまぁみろ」
それを聞いた後輩も怖くなって退職を決意したそうです。ちなみに、唯一の上司であるオーナーは守ってはくれませんでした。その厨房チーフとツーカーの仲だったため、全幅の信頼を置いていたようです。
ある意味、オーナーは洗脳されているのかもしれません。今後もその人が妬んだり、気に入らない人は、ウソや嫌がらせで辞めさせるのでしょう。本当に女性の怖い一面を見ました。
妬み、ひがみ、嫌がらせ。
苦しんでいる人は私だけではないはず。我慢しても解決しません。思い切って第一歩!辞めることも選択として入れましょう。心の傷はそうすぐには癒えませんから。