自衛官を辞めたいなら辞めたほうがいい!14年勤めた自衛隊を退職して人生上手くやっています

上司トラブル

この記事を読んでいる方は…

  • 自衛隊に勤めていることに不満を持っている
  • 少なからず自衛隊を辞めたいと考えている

ではないでしょうか?

 

私は海上自衛隊に約14年間勤めていました。「自衛隊を辞める…」と思ったのは数知れず、行動に移したこともあります。

 

自衛隊から数日間逃げ出しました。

1回目は24歳の時、2回目は32歳の時です。

 

逃げ出すほど嫌な思いをしたのですが、最終的には自衛隊を辞める選択肢を取りました。もし自衛隊を辞めると考えているなら…辞めたほうがいいですよ。私の体験談をもとにお話します。

 

自衛隊から1回目の逃亡…パワハラ地獄

自衛隊からの逃亡

24歳の時に逃亡を図りました。

  • 民間人に訴えられた事
  • 同棲していた彼女が鬱になった
  • 上司のパワハラがきつかった

が理由です。

 

特にパワハラがきつすぎました。体育会系の世界ですが、ようやく自衛隊内でも注意されはじめた時期でした。しかし、隊内にはまだまだ浸透しておらず、殴る蹴るは当たり前の時代です。

 

あまりのつらさに職場に行かず、自宅から逃走をしました。しかし、そんなのをずっと続けるわけにはいきません。

 

当時は特殊な仕事をしていました。それを出来る人間が日本に数人しかいなかったので、逃走の件はおとがめ無し。黙殺されました。「辞めたい」と何度も訴えましたが出来なかったのもそのためです。

 

逃げた部隊に戻り業務を再開しましたが、当然受け入れてもらえません。地獄のような数年間を過ごし、周りの記憶が薄れるのを待つのみでした。

 

パワハラで監査、なぜか自分が飛ばされた

自衛隊でのパワハラ

自分にパワハラをしていたやつらが暴力事件を起こしました。自分の所属部隊全体に調査が入り、4人が処罰されることになります。

 

「ようやく…パワハラが認められた」と嬉しかったのを覚えています。ようやく世間に自衛隊が追いついたのだと。

 

部隊は編成変え(解体)になったのですが、1番初めに部隊から追い出されたのは私でした。

 

「パワハラに耐えて…数年間がんばってきたのになぜ?」と不信感しかありません。悪いと思ったのか昇任付きでしたが、何も嬉しくありません。

 

どうやら、問題がある人間は受け入れ先が無いので残すしかないようです。そう考えると、私は評価されていたのだから喜ぶべきことです。しかし、当時はやられすぎて何も感じませんでした。

 

自衛隊から2回目の逃亡

自衛隊から2回目の逃亡

部隊は解散させる方針でした。なんの手違いか…パワハラしてきた上司が異動してきました。反省の色もなく、またやられるわけです。詳細は書けませんが、暴行罪で捕まるレベルの仕打ちを受けました。

 

「何をしたって、訴えたってムダ…」

 

2回目の逃亡です。良くも悪くも精神が鍛えられたことで前回とは気持ちが違います。どの程度逃げたら首になるか?分かった上で逃げて戻りました。

 

なかばクビに近い形で、ようやく自衛隊を辞めることになりました。

 

辞めてから聞いた話ですが、私を暴行(パワハラ)していた上司は罰を受けましたが、まだ自衛隊に勤めているそうです。

 

被害に合っていたのは私だけではありません。多くの同僚、後輩がターゲットとなり自衛隊を去りました。こんな人間が居残る組織…どうしようもありません。

 

元自衛隊が就職活動、辞めた後どうしたか?

自衛隊を辞めた後

元自衛隊となりました。

 

高卒で入隊したので就職活動の経験はありません。「路頭に迷うかも…」と不安でした。

 

しかし、時代が味方をしてくれました。世間は人材不足です。私みたいな問題がある人間も簡単に就職できました。

 

選んだのは派遣社員でした。派遣切りとか、使い捨てとか色々言われていましたが、私にとっては理想的でした。

  • 仕事のリハビリをしたい
  • 自分に合う仕事を探したい
  • 正社員は気が重いし自信が無い

 

そのまましばらく派遣社員として働いていたのですが、次第に派遣社員の現実を知りました。

 

派遣元で代表社員になり労働組合を立ち上げます。その労働組合の会合で、とある社長と話す機会がありました。どうやら私のことを気に入ってくれたようです。

 

自衛官での特殊技能が評価され、スカウトを受ける形で今の会社にいます。年収も自衛官より高い設定で、社員として契約できました。

 

人生とは分からないものです。運が良かったのもありますが、高卒元自衛隊でも仕事はなんとかなったのです。

 

ネット転職という選択肢を持つべき

 

自衛隊を辞めたい方はネットを使った転職を考えるべきです。

 

一般職、看護職は昔からインターネットを使った方法が一般的でしたが、近年は元警察官、元公務員、元自衛隊など幅広い人材が再就職を成功させています。

 

現に私が当時可愛がった元部下(2名)も一般職へ転職しました。この方法が盛んになっており、着実にシェアを伸ばしています。

 

私が知ってる中で一番オススメなのはマイナビAGENTです。

マイナビエージェント

 

最大手なので安心感があります。

(実は私も一度だけ使ったことがあります)

 

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その中から求人が送られてきますので、興味があるものを選べば紹介してくれます。情報が漏れることはありませんので、今の職場にバレるといったリスクもありません。

 

面接スケジュール調整も全てコンサルタントが行ってくれます。働きながらだとなかなか連絡が取りづらいし、そうでなくても面倒だと思います。そういった細かい点もエージェントが代理してくれるのが楽ですね。

 

もちろん、相談したから必ず転職しなきゃいけないわけではありません。何かを強制されることはありませんので、とにかく相談してみるのがオススメです。

 

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「まだ辞めると決めたわけでは…」

「とりあえず求人を見るだけがいい…」

という場合は「リクナビNEXT」の方がオススメです。

 

リクナビNEXT
こちらも最大手のリクルートが運営しているサイトです。

 

「とりあえずどんな求人があるのかな?」

と見てみたい方に最適なサービスです。

 

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そのため気軽に使えます。求人情報を集めて感度をあげておくのは重要です。仕事を辞めると言い出すのは勇気が必要です。追い込まれると心の余裕はどんどんなくなり、退職は先延ばしにしがちです。

 

 

「いつか考えよ…」とになる前に事前に準備しておくのが肝心です。ですので、リクナビNEXTに登録しておいて損はないです。

 

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  自衛隊の定年は54歳、その後どうする?

自衛隊の定年は早い

自衛隊を辞めたいと思っているあなたへ。自衛隊の定年が54歳であるのはもちろん知っていますよね?

 

年金受給年齢はどんどん引き上げられています。ちゃんと満額が入るかも怪しいのです。54歳はまだまだお金がかかる年齢です。

 

私に犯罪まがいのパワハラをしていた元上司たち。この人達は54歳で定年になりますが、一般社会に出てやっていけるはずがありません。その後の生活はどうするのでしょうか?勝手に疑問に思っています。

 

私は自衛隊を辞めたのは32歳の時です。社員になったのがその2年後です。少し時間はかかった気がしますが…それでも充分です。このまま、いけば65歳まで働けます。

 

「自衛隊をいつか辞めたい…でも今すぐには…」と二の足を踏んでいるうちに時間だけが過ぎてしまいますよ。後悔しない人生を送ってください。