【美容部員が教える】お肌に絶対NG!やってはいけない6つのこと

接客業

美容部員のsaoriです。

化粧品を変えても、皮膚科に行っても、なかなか治らないしぶといニキビや乾燥、肌荒れ…このような「お肌」に関する悩み。

 

誰しもが一度は経験したことがあると思います。

女性なら尚更ではないでしょうか?

 

私自身もお肌の悩みは若い頃からつきまとっていました。

高校時代に酷い肌荒れ&ニキビ跡を経験

プリクラでも隠し切れなかったほどで、すごく恥ずかしった記憶があります。スキンケア用品を変えても、皮膚科でも改善しませんでした。

 

それが20歳頃にはかなり改善することが出来ました。化粧品、病院ではなく、日々のお肌ケアを「正しい方法」で「継続」して行ったためです。この時の経験から、同じような悩みを持つ女性の役に立ちたいと、美容部員になったほどです。

 

元美容部員の私がお肌に絶対NG!やってはいけない6つのことをお伝えしていきます。

 

美容部員とは?

 

「そもそも美容部員てなに?」

て方もいらっしゃるかと思いますので、まずその説明を致します。

美容部員

デパート、百貨店、専門店でお客様の悩みをカウンセリングする。また実際にメイクをしてあげることもあります。その人の悩み、希望、肌環境に合わせたアドバイスをしたり、化粧品販売をします。

別名でビューティカウンセラー(BC)や、ビューティアドバイザー(BA)と呼ばれることもある仕事です。これまで1000人以上の肌の悩みに向き合ってきました。

 

【お肌にNG1】化粧水だけで終わらせてしまう 

「クリームを塗るとテカテカしちゃんだよねー」

「化粧水だけならさっぱりして気持ちいい」

これはNGです。

 

さっぱりした使用感が好きだったり、あまり化粧品を重ね付けするのを好まない方もいると思います。特に普段からテカりやすかったり、べたつきやすい方にこの傾向があります。

 

私もそのうちの一人です。油分多めのニキビ肌だったため、化粧水で終わらせていました。あまりクリームやら美容液やらつけると余計テカりそうですよね。

 

しかし、これ逆効果なのです。

 

化粧水だけで終わらせるとその水分が蒸発して、化粧水を入れる前よりも乾燥した状態になってしまう可能性があります。そして肌は乾燥すると、代わりに皮脂を出そうとして顔を油分で覆ってしまいます。現に化粧水で終わらせていたころ、クリームをしっかりつけて寝ている時より顔がテカテカでした。

 

ですので、テカリやべたつきが気になる方は、夜だけでもいいのでケアが必要です。化粧水でお肌に水分を入れた後、クリームや美容液でしっかり密閉して水分を逃がさないようにしてあげましょう。

 

お肌が安心して余分な皮脂を出さなくなります。

 

【お肌にNG2】熱いお湯で顔を洗う

「お湯で洗うとお肌が温まって良いはず」

「冬は…寒いから水は嫌なんだよね」

これはNGです。

 

私も以前同じ間違いをしていました。お肌は熱いお湯で洗うものだと思っていました。暖かくなって毛細血管が活発化。そして、肌の新陳代謝が良くなると同時に、汚れが落ちるようなスッキリとした感じがしますよね。

 

確かに汚れは落ちるのですが、肌に必要なうるおい成分も洗い流しているのです。肌は毛穴から出てくる皮脂でうるおいを保っています。これは天然のクリームとも言われるほどで、チリやほこりから肌を守っているのです。

 

しかしそれを熱いお湯で洗い流してしまったら、当然肌は乾燥しやすくなります。季節や環境の影響をもろに受けることに…。良かれと思って行っていた「お湯で肌を洗う」は完全に逆効果でした。

 

温度の目安

32~34℃前後(ぬるま湯)➝適温(OK)

40℃➝熱い(NG)

これを目安にしてください。カラン(蛇口)で温度設定が出来ると思いますので、ちょっとダイヤルを変更して、32℃前後で肌を洗ってください。

 

くれぐれもお風呂と同じくらいの温度。

40度以上のお湯で顔を洗い流さないように…。

 

【お肌にNG3】あえて何もしない

 

「ケアすると逆に肌に悪いからあえて何もしないわ」

「肌はまだキレイだから大丈夫」

これはNGです。

 

色々ケアすると逆に良くないという説があるのは事実です。若い時は何もしなくて良いと言う人もいらっしゃいます。

 

ですが、これは間違いです。確かに何もしなくても肌がきれいな人はいます。ですが、それは体質で先天的なものです。全員に通じる話ではありません。

 

私も一時その説を信用して確かめてみました。

「若いうちからスキンケアすると、肌がそれに甘えて肌自身の能力がなくなる」

という話です。

 

結果は全然ダメ!逆効果でした。

 

肌は乾燥してる感じはするし、ニキビも乾いてなくなった気はするけど…

結局またニキビが出来てしまい、肌全体がごわつくようになりました。

 

肌がきれいな40〜50代の女性は、昔からしっかりケアをしてる方が多いです。

「若い人は良いわね、何もしなくても肌がキレイで」

といった言葉をよく言われるので、その年長者の言葉が一人歩きしたのかもしれませんね。

 

しっかりケアしておくことで何年後、何十年後の肌の質がかなり変わります。これは1000人以上の肌を見てきたから分かるもので、同じ年齢でも肌状況は全然違うものです。

 

水分を保つ力が少ない人・・・保湿ケア

皮脂が出にくい人・・・最後にクリームを使って補強

肌の再生能力は人それぞれです。足りないものを補ってあげることで、必要な時に必要なスキンケアとなります。

 

【お肌にNG4】はがすタイプのパックを多用する

「はがす顔パックをよく使うんだよね」

「角質がとれて気持ちいい!」

これはNGです。

 

最近毛穴パック以外にも、顔全体にぬってはがすパックが流行っています。はがすパックはいらない角質を取り除いてくれるので、化粧水の浸透が良くなってお勧めです。

 

問題は多用しすぎることです。

 

私は以前はがすタイプのパックにはまりました。毛穴パックやらジェルタイプの固まるパックを使いすぎて肌が敏感になってしまいました。普段のスキンケアをして顔が赤くなってしまうのです。

 

「肌がごわついている気がして、週に3回以上はがすパックを使っています」という方がいらっしゃいますが逆効果です。

 

やりすぎてしまうと必要な肌表面の細胞も取ってしまい、未熟な細胞がむき出しになって余計肌が不安定になってしまいます。

 

あとは吹き出物やニキビのある肌荒れ状態で使用するのも避けた方が良いでしょう。刺激で炎症して治りが遅くなる可能性があります。

 

【お肌にNG5】肌に合わない化粧品を使用する

 

「せっかく買ったから使い切るわ」

「肌に合わないけど、もったいないからさ」

これはNGです。

 

シンプルで初歩的な事ですが、これをやりがちな方は多いです。お金を払って購入しているので気持ちは分かりますが、これは絶対やってはいけません。

 

肌に合わないといろいろな問題が起きます。その途中は「デトックス反応だ!」と使用を継続する方もいますが、これは勘違いです。肌が炎症を起こして赤くなっているだけです。

デトックス反応

はじめは悪いものが排出されるため、悪い症状が出ることが良しとされる。化粧品の場合は当てはまらない。

合わない成分はアレルギー反応である可能性があります。赤くなったりヒリヒリする痛みを感じるようであれば、すぐに使用を中止しましょう。

 

「今まで使っていて何ともなかったのに、いきなり使って肌が赤くなった」ということもありますがこちらも同様です。使用しない方が良いでしょう。

 

環境や季節によって肌質は変化します。その時に合ったスキンケアをするのをオススメします。

 

【お肌にNG6】手を洗わずにスキンケア用品を顔につける

お風呂上りに髪を拭く

体を拭く

そのまま顔に化粧水をつける

これは避けた方が良いでしょう。

 

「厳しすぎない?!」

と思われるかもしれませんが、何かをさわった後に、顔にふれるのは雑菌がそのまま顔に付着します。化粧水をつける前に一度手を洗いましょう。

 

これはちょっと神経質な話ですが、それくらい意識した方がオススメです。特にスマートフォン、タブレットをさわった後は必ず手を洗ってくださいね。たくさん手にふれるものは雑菌もたくさんです。

 

まとめ

【お肌にNG1】化粧水だけで終わらせてしまう

化粧水だけでは乾燥しがち!少なくとも夜だけはクリームを塗りましょう

 

【お肌にNG2】熱いお湯で顔を洗う

肌に必要な成分まで流してしまう!32〜34℃のぬるま湯で

 

【お肌にNG3】あえて何もしない

若いうちからケアすると将来が変わる

 

【お肌にNG4】はがすタイプのパックを多用する

角質を取りすぎてしまう!使いすぎはダメです

 

【お肌にNG5】肌に合わない化粧品を使用する

肌に合わないものはアレルギーになることも

 

【お肌にNG6】手を洗わずにスキンケア用品を顔につける

雑菌がつくので使う前は手を洗うこと

肌荒れしまくっていた私が記事を書きました。数々の経験談、調べあげたこと、また美容部員で得た知識と経験から肌に絶対NGな事を6つあげてみました。全て初歩的な事ですがとても大切な事です。

 

・枕カバーを変えていない

・髪の毛が顔にかかっている

本当にちょっとしたことで肌は荒れたりニキビが出来たりします。それほど肌は繊細なものです。

 

今では「肌測定」を売りにしているスキンケアブランドもあります、季節の変わり目や時間の空いた時にご自身の肌の状態を見てあげるのも良いでしょう。